お気に入り LAZY SUZAN おしゃれなアトマイザー 

日用品

古いアトマイザイーがひょっこり出てきた

少しずついろんなところを掃除しています。
そうすると、すっかり忘れていたものがちょいちょい出てくるんですよね。
さすがに何年も捨てなかっただけはあり、どれもこれもそう簡単にはゴミ箱には入れられません。

先日の掃除の収穫は、香水アトマイザー!

うっすらと上の方に「L・S」の刻印が見えますか?
確か30年ぐらい前にLAZY SUZAN で購入したアトマイザーです。

素材はなんだろう・・・。ちょっと重いし、真鍮のような気がします。
うっすらと縦ラインの模様があり、小さめの口紅サイズです。
30代まではお気に入りの香水を入れて、結構持ち歩いてました。

懐かしい~~とうれしくなり、これはぜひ復活させたい!と思います。

アトマイザーのお掃除をしてみた

復活させるにあたり結構年期が入っているので、分解してお掃除です。
茶色の汚れは、消毒用エタノールをコットンにつけて、ひたすらふきふきします。
スプレーの棒のところまではさすがに拭けませんでしたが、結構汚れが落ちました!

<Before>

<after>

「たいして変わらないじゃない!」と思うかもしれませんが、写真映りが問題なだけで、結構綺麗になったんですよ~。さてさて、汚れがは落ちたのですが匂いがまだ残っています。エタノールで匂いの強さもだいぶ和らいだのですがやっぱり残っていて、鼻から10cm離した距離で「あ、香水の匂い」とわかるくらいです。

「日光にあてて干してみたらどうにかなるかも」と、何の根拠もないまま約2週間干してみました。
太陽の光って、なんとなく消毒されて良いよう気がしたのです。気持ちです。

そして2週間後、だいぶ匂いは和らぎました。鼻にピタっとくっつけて「あ、香水の匂い」とわかる程度です。これだったら新しい香水を入れても大丈夫でしょう。

スポイトが無いので、どこで売っているのかネットで調べたところ、ガーーーーンとショックな情報を目にしました。

アトマイザーって香水別に使うんですか??

アトマイザーの使い方で調べてみると、なんと、使いまわしはしないとか……。えッ??
なんでも、アトマイザーについた匂いは取れないので、香水別に使うのだとか。

知らなかったです。
これまで、このアトマイザーは20代のころは エスティローダーのBeautiful、30代のころは カルバンクラインのエタニティ を使ってました。
そして、今はまた全然別の ザ・ディファレントカンパニーのスズリームバルキスを入れて使おうと思っていたのです。

 

「アトマイザーは香水別に使う」なんてこれまでの人生で何の疑問も持っておらず、周りに聞いたこともありません。これって世間の常識なんですね。
確かに今回結構がんばって掃除しましたが、うっすらと匂いは残ってます。でも絶対的に嫌いな匂いではなくむしろ好きな香りだし、ましてや「臭い匂い」でもないし。

おそらく残り香として残っているのはBeautiful だと思います。
だから、Beautiful をまた使えば良いのですが今のところ使用する気分ではありません。
私の中では若かった20代の時の思い出の香りです。何年か前に久しぶりにエスティローダーのカウンターで試してみたのですが、何か違和感があり頭の中の思い出の香りではなかったです。
たぶん香り自体は変わってないのでしょうが、自分が大きく変わってしまったんですよね、きっと。
と、いうことで選択肢としては、下記3つです。

1.Beautiful を使いたくなるその日までとっておく
2.残り香は無視して新しい香りをこのアトマイザーに入れる
3.このアトマイザーを捨てて、新しいアトマイザーを買う

さてどうすることやら、と1日悩みました。

やっぱり再利用します!

そして悩んだ結果、

2.残り香は無視して新しい香りをこのアトマイザーに入れる

に決めました。
香水好きの人からすれば、超邪道な使い方なんでしょう、きっと。
でもこのアトマイザーをとても気に入っているし、使った方がきっとサスティナブルだし、自己満足です。そしてつくずく雑な人間だなあと思います。

使うときめたものの、どこで使う?

古いアトマイザーに日の目を見せたいのはヤマヤマなのでうが、問題はどこで使うか、です。
以前はアトマイザーは職場へ持っていいくコスメポーチに入れて、昼休みとか退勤前にちょっと使ったものですが、今の職場は結構「密」過ぎて昼休みに香りの追加は迷惑になりそうですし、帰宅前も混んでる電車に乗る前に追加香するのは気が引けます。
準備はしたものの、さてどこで使うやら。もう少し先かな。

どうでもいい話:電車の中のおじさん臭

どうでもいい話ですが、先日の朝の通勤途中の電車で座って下を向いて寝ていました。とある駅で(おそらく)おじさんが乗ってきて私の隣に座りました。
おじさんが隣に座ったとたん「ひえ~~~~~~っ!」と心の中で叫びました。凄い匂いがしたのです。
90年代に働いていた方なら知っている「おじさんの匂い」です。
整髪料の匂いとタバコの匂いとそのタバコの匂いを消すための仁丹の匂い!
仁丹の匂い、ってわかるかしら??
たぶん こんなのです。実際食したことがないので自信ないですが。

とにかくその匂いがして臭くて臭くて、マスクをしているからまだいいものの、何でこんな匂いを今時振りまいているんだ?どんな人だ?と考えながらずっと下をむいていました。
約10分耐え忍んで、降りるときにおじさんを見てみると、たぶん同年代のおじさんで、おしゃれなシュッとしたコートをきて小ぎれいにしていらっしゃる。
でも、今時あんな匂いをさせてるなんてと「昭和」を感じた1日でした。